タイトルcolumn

五郎丸さんがカッコいいのはポーズだけじゃない!

2015年10月14日

ラグビーワールドカップで日本は優勝候補の南アフリカを破り、一躍話題になった。12日のアメリカ戦でも勝利し、3勝を上げたが、残念ながら決勝リーグ進出はならなかった。ちなみに3勝をあげながらベスト8に進出出来ないチームは史上初とのこと。しかしその激闘ぶりは、世界からも「日本は歴史をつくった」と多くの賞賛の声が寄せられているという。日本でもこれまで一部の強烈なファンがいる反面、サッカーブームの裏に隠れがちだったが、ラグビーが一躍メジャースポーツの仲間入りを果たしたようだ。
そんな中、ブレイブ・ブロッサムズ(Brave Blossoms「勇敢なる桜の戦士たち」)と呼ばれるチームジャパンの代表格である五郎丸選手のツイッター上での発言が話題になっている。
ラグビー日本代表外国人枠について。
「彼らは母国の代表より日本を選び日本のために戦っている最高の仲間だ。国籍は違うが日本を背負っている。これがラグビーだ」と。
外国人選手について聞いてくるのは、日本のメディアぐらいとか…。日本人が偏狭なナショナリズムにこだわるのは、世界で活躍する人たちにとっては違和感なのだろう。国籍がどこであれ、縁あって日本に関わり、日本を愛する人が愛国者だ。他国の思惑にとらわれ、日本のためにならないことをするのは、たとえ日本人であっても日本の愛国者とは呼べないだろうに…。〈 K 〉

翁長沖縄県知事はどうでしょう?

2015年10月14日

世論調査というものがある。最近ではあまり信憑性がなくなってきているが、それにしても、総じて政策には反対が多いのに、内閣支持率がそれに反映しないのは何故なのか?といつも不思議に思っている。どうやら「他に適当な人がいない」というのが主な理由のようだ。
今、韓流ドラマ「チョン・ドジョン」にはまっている。朝鮮王朝をつくった立役者チョン・ドジョンと朝鮮王朝の始祖となったイ・ソンゲの物語だが、それまでの王家と一部の貴族が権力をほしいままにしていた国家体制から、徹底して民のための国つくりを目指した人々の史実に基づいた物語だ。
政権交代ではない、国そのものを変えるという大業には、熾烈な権力闘争が繰り広げられる訳だが、まず国家ありきの保守派と民が国の根幹だと考える革新派との相克は、未だに繰り広げられている命題だろう。
日本の現状そのものかも知れないが、日本では、国家を叫ぶ政治家が多い中、なかなか民の声を政治に反映したいという志をもつ政治家が現れないなあと暗澹たる思いだったが、昨日、翁長氏の「辺野古埋め立て承認取り消し」の記者会見を聞いて、「アッ、この人がいた!」と一筋の光明が走った。
「民主主義」「人権」を掲げ、日本政府が自分の意志で自国の為の政治のしているのか?と日本政治の堕落を嘆き、日米安保条約にしても、日本はアジアの雄としてアジア全体の安全保障を考えるような政治の品格を説いていた。初代朝鮮王朝イ・ソンゲは、もともとは偏狭な田舎武将だった。沖縄県知事の翁長氏が真の民主主義国家日本の首相になってもおかしくない。〈 R 〉

風邪の早期対処にビタミンCたっぷりの日本茶を見直す

2015年09月24日

帰宅すると少し風邪気味であった。翌日は大事な仕事の打ち合わせがあり、このまま風邪気味のまま臨みたくなかったので、日頃から飲んでいる『駿河天狗の養生煎茶』というお茶を濃い目に入れてたっぷりと飲んで夕食前に一眠り。夜9時頃お腹がすいて目が覚めたら気分がすっきりとしている。ビタミンCをたっぷりと摂り熟睡したのが効いたようだ。風邪の早期治療にはお茶と睡眠が効果があることを実感。
 この養生煎茶は静岡の完全有機栽培で作られたお茶。茶力があり6〜7煎までまろやかな風味と味わいが落ちない。このところ愛飲していて煎れ終わったあとの茶殻まですべて食べ尽くしている。気持ちよい排便にも効果があるようで、有機栽培ならではの日本茶をあらためて見直している。〈 Y 〉

国民の民度と民主主義の落とし穴

2015年09月24日

《多数決と言う方法は、用い方によっては、多数党の横暴という弊を招くばかりでなく、民主主義そのものの根底を破壊するような結果に陥ることがある。なぜならば、多数の力さえ獲得すればどんなことでもできるということになると、多数の勢いに乗じて一つの政治方針だけをぜったいに正しいものにまでまつり上げ、いっさいの反対や批判を封じ去って、一挙に独裁政治体勢を作り上げてしまうことができるからである。》…これは1948年文部省著作教科書に記されている『民主主義』(径書房)の一節である。この年から70年が経とうとしている。
 国民の選挙によって政府の構成員が選ばれるのは民主主義の基本であるが、それゆえに国民の民度を超える政府の樹立を期待しても、それはあり得ないことなのだ。政治がスキでもキライでも政策の結果は受けざるを得ない。私達は私達の民度をいま一度じっくりと見つめ直す時がきている〈 Y 〉

シルバーウィークの「敬老の日」に介護について考える

2015年09月21日

朝からマスコミからは、「65歳以上の高齢者は3300万人に達し、総人口の4分の1を超えた」とか「100歳以上が5万人を超えた。その内女性が8割…」とかのニュースが流れていました。
そんな中、ラジオからこんな興味深い話が。
「介護が大変になる前に、余裕を持って入所された方の場合と、ギリギリまで、ご家庭で、ご家族が介護していらっしゃった方が入所された場合と、その後のご家族の対応が違うんですよね。前者の場合は、ちょくちょく施設に面会にいらっしゃるけど、後者の場合は、ご家族の訪問が少ないんですよね」とは、ある介護施設の職員の方のお話です。
なにか分かる気がしますね。ハンドルも人間も遊びが 大切。事故や人間関係を破綻させない方便でしょう。しかし、今年度の介護保険制度の見直しで、介護現場も利用者も状況は厳しくなっています。(『お元気ですか』10月号) 消費税増税分は社会保障費に充てるというのはどうなったのでしょうね?〈 R 〉

街の変貌と人間の感性とは不可思議なもの

2015年09月21日

作家・井伏鱒二は平成5年に亡くなるまでの66年間を荻窪で暮らした。その、鱒二ゆかりの町を10年ぶりに訪れた。鱒二が愛し、足しげく通った教会通りの「寿しピカ一」は10年以上前になくなっている。しかし、店があった建物の2階には今も寿しピカ一の看板がある。寺門歯科の一室には、「富士には月見草がよく似合ふ 太宰の言葉 鱒二」と書かれた鱒二の茶目っけたっぷりの短冊がかけられている。しかし、鱒二ゆかりの昔は、その程度。教会通りの雑踏の中を歩きながら、考えた。荻窪の街の牧歌性は10年前より失われた気がするが、10年後にまた訪れて昔を振り返れば、やはり「もう少し牧歌的だった」と感じるのではないか……。街の変貌とはそうしたもので、人間の感性はこれほどに不可思議なものなのではないだろうか、と。(相庭)

会社からの感謝状・表彰状として使っていただける幸せ

2015年09月18日

 先日TVを見ていたら、「業界全体に不振が続いている接客業のある企業が、意外な工夫で業績が伸びてきた」として紹介されていた。どんな工夫をしたかというと、「従業員達のトイレや休憩所をきれいにし、働く人達が気持ちよく働ける職場にした」というもの。その結果、接客がホスピタリティ豊かなものになり、集客が伸びたというのである。
先頃「労働者派遣法」なる労働者にとってははなはだ不利益な法律が成立した。昨今、企業は働く人々を残念ながら大切にしなくなっている。この法律により資源の乏しい我が国にとって、最大の資源であった「人材や技術」の蓄積や伝承が壊されるのではないかと危ぶまれている。
そんな中、毎年、いくつかの企業様が、弊社刊行の退職者支援冊子『ゆとりライフ』・『再雇用・再就職と在職老齢年金』をご活用下さっている。入社から退社まで、頑張って働いてこられた方々に、その退職時に、「第二の人生」のナビ・ガイドブックである『ゆとりライフ』『再雇用・再就職と在職老齢年金』を手渡される企業。いかに社員を大切に、ともに事業を支えてきているというモットー、「人材や技術」を重んじている企業なんだなあと、さすが老舗だなあとつくづく思う。
勝手ながら、退職者支援冊子『ゆとりライフ』・『再雇用・再就職と在職老齢年金』は企業から退職する社員の方々への最後の感謝状・表彰状なのではないかと、暖かい気持ちになっている。〈K〉

高校球児たちに、夢と希望を還元しよう!

2015年08月22日

日本全国の夏の風物詩でもある高校野球が幕を閉じた。久しぶりにTV観戦した高校野球はやっぱり面白かった。若者達のひたむきな姿。欲と欺瞞でドロドロな大人社会で生きるものたちにとっては、一服の清涼剤。夢と希望なのかも知れない。今大会は特に清宮効果なのか、連日朝から多くのファンを集めたらしい。入場料がいくらなのか、さだかではないが、どれだけの興行収入となるのだろう?悲しいかな、欲と欺瞞の大人社会の考えが頭をよぎってしまったが、あるスポーツ関連のラジオパーソナリティーの「高野連は放送権料もとっていない。何故か収支はトントンになっている」との発言に驚いた。更に、彼の「高野連は自分たちの飲み食い代だけで結構です、なんてことしないで、興行収入を高校球児たちの奨学金にしたらどうか? それも日本の学生ローンみたいなものじゃなく、アメリカ式の、おこずかいまで面倒みますよ、みたいな」とのコメントにビックリした。実に正鵠を得た話ではないか。現に今大会の出場者のなかにも母子家庭で進学をあきらめている高校球児がいるという。新国立競技場問題で、イベントに名を借りて関係者がボロ儲けを画策する構造が明らかになったが、『高校野球の興行収入で全国の高校球児たちに奨学金』こんなお金の使い方なら、まさに生きたお金といえるだろう。いつまでも高校球児に夢と希望をもらうばかりではなく、彼らに進学の夢、将来の希望を与えることを考えたらどうだろう。〈 R 〉

年金問題、新聞で見て気になっていたので、大変勉強になりました。

2015年08月11日

年金のことがよく分かったと、8月号のエッセイを寄稿していただいたアズマカナコ氏が御自身のブログで『お元気ですか8月号』を紹介して下さいました。年金世代の方々の反応が多かった年金問題に、アズマカナコ氏のようなお若い世代、いわばプレ、プレプレ年金世代の方からお言葉をいただいたこと、有り難く思います。
「知っ得年金」では、今年5月に、私たちに衝撃を与えた「漏れた年金」問題が起こったことから、そもそも、年金行政に決定的な不信感をもたらした「消えた年金」問題はどうなったのか?を検証しています。また、年金記録訂正に携わっていたこれまでの「年金記録確認第三者委員会」がその役目を終えたこと。それに伴い新制度がスタートしたことも分かりやすく解説しています。
年金世代の方にはもとより、プレプレ、プレ年金世代の方々にも「年金」について知っていただくよいきっかけとなればと願っています。 〈 K 〉
2015『お元気ですか』8月号essay

ヒロシマの《被爆樹》をご存じですか?

2015年08月02日

8月6日のMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で行われる広島vs阪神戦では、選手や監督ら全員が背番号「86」のユニフォームを着用するということです。 なぜ?と不思議がる8月6日を知らない子供たちがいたら、大人はその意味を正しく伝えなくてはなりません。http://totsuzen.net/baseball-150706
今年は1945年8月15日の終戦から70年の節目を迎えるます。年々戦争の記憶は風化する一方といえますが、ヒロシマの人々とともに生きてきた「被爆樹」をたんねんに巡り、一冊の本にした方がいます。被爆樹は原爆の生き証人。 あらためて平和について考える一助になるのではないでしょうか。〈K〉 『お元気ですか』 8月号/自由時間

1 2 next

PAGE TOP